ニキビ跡がシミへ

ニキビ跡になってしまうほどひどいニキビは、後々シミになってしまう可能性があります。特に大人ニキビの場合には気をつけなければなりません。

ニキビという皮膚病（尋常性座瘡）を起こしてしまうと、メラニンを作るメラノサイトが活発に活動するようになってしまいます。本来、メラニンが作られても肌のターンオーバーで排出されるのですが、排出しきれなかったメラニンは残り、シミを作ってしまいます。

紫外線を浴びるとメラニンが生成され、シミができてしまうという話はよく聞く話ですね。紫外線から肌を守ろうとするためにメラニンは作られるのですから、紫外線はなるべく浴びないようにする、避けるようにするというのも皆さんご存知のとおりです。

これと同じくメラニンの働きを活発にしてしまうニキビも、ひどい状態になってニキビ跡やシミにならないよう正しい洗顔や生活習慣、ストレスなどに気をつけるようにしてなるべく早く治してしまいましょう。

また、ニキビができたらつぶしてしまうという方もいらっしゃると思いますが、ニキビをつぶしてしまうという行為はニキビ跡ができるように自らしているようなものです。ニキビをつぶすことは絶対に避けるようにしましょう。

もしニキビをつぶしてしまったら、お湯（血流をよくするためお湯を使う）を使ってつぶしたニキビの部分を洗い、消毒まで行っておくようにしましょう。