ニキビ跡はなぜできるのか

大人ニキビでは、思春期にできるニキビと比較してニキビ跡になりやすいといわれています。

思春期のニキビにしろ大人ニキビにしろ、ニキビ跡にはならずに元の肌にもどる場合と、ニキビ跡になってしまう場合とがあります。

なぜ、そもそもニキビ跡が残ってしまうのかを考えてみましょう。ニキビができても、そのまま元の肌にもどることもあれば、毛穴に溜まっていた膿が排出されて元の肌にもどることもあります。

皮膚は再生する組織ですから、このように通常は元の肌にもどるわけですが、この状態を何度も繰り返していると、皮膚の組織が壊されてしまうということになってしまいます。つまり、ニキビの跡というのは、この皮膚組織が壊れた状態であるというわけです。

皮膚のやけどや怪我でも軽症であれば元どおりの皮膚にもどりますが、状態がひどいとなるとやはり跡となって残ってしまいますね。

やけどや怪我と同じように、ここで大切なのは、ニキビができてしまっても早めにニキビを治す対策をすることです。特に大人ニキビの場合には、同じ場所に繰り返してニキビを作ってしまう傾向があります。これが大人ニキビがニキビ跡になりやすいという原因です。早めに対策をして何度も同じ場所でニキビを繰り返さないということが、とても大切だということがいえます。