肌のうるおいに大切なコラーゲンとエラスチン

若々しい肌をたもつためには、コラーゲンやエラスチンが必要だということをテレビ番組や雑誌などでよく耳にしますね。また、美容外科などでは肌のシワやたるみを取る目的でコラーゲンの注入を行っています。こちらも皆さんよく目にされることでしょう。

コラーゲンやエラスチンは細胞と細胞を結ぶ役割をもっており、繊維状になり肌の張りや弾力を作っています。人間は加齢によって皮膚にシワやたるみが増えてしまいますが、シワ・たるみの原因というのは、このコラーゲンやエスラチンが減少してしまうからなのです。

肌の構造を大きく分けると、表面から表皮、真皮、皮下組織の順に構成されています。この皮下組織の中で、コラーゲンやエラスチンが関係しているのは真皮の部分です。

肌がうるおいを保っているのは、真皮に充分な水分があるためです。水分が少なくなると、肌は潤いを保つことができなくなり、弾力も段々となくなってしまいます。

これを言い換えると、肌が老化してしまっているということです。前述のように加齢によりコラーゲンやエスラチンは減少します。具体的な年齢は人によって差がありますが、20代半ば～30才からコラーゲンやエラスチンの生産は減少してしまいます。意外に若い年齢の時から減少してしまいますから、それだけ早く対策をする必要があるということです。

ですが、日本人はコラーゲンの1日の必要量（5グラム）を摂取できていません。コラーゲンは食べ物では、手羽先や豚足などに多く含まれます。できるだけ積極的に食べるようにしましょう。